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「三途の川を走って渡ろう 中高年のためのランニング指南」を読んで初心にかえる

「三途の川を走って渡ろう 中高年のためのランニング指南」山西 哲郎

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刺激的なタイトルは、著者の夢の中でお母さんが、三途の川は急流だからよく足腰を鍛えなさいといったとか。

 

私なんぞが言うのも大変大変失礼ながら
ランニング本としては特別感のある本ではないと思うんだ。

技術的なことが詰め込まれているわけではない

最新の科学的な見地からの報告があるわけではない

初心者の素朴な疑問に答えるわけでもない

写真が多くてカラフル!ではなくて、字が多い。

 

ターゲットは、タイトルの通り中高年、特に高齢者ランナー。

私も中年だしなと手に取ったけれど、

著者は哲学者のような高齢者ランナーだった。

 

著者は箱根駅伝出場、ランニングの指導経験も長い教授。

研究者というよりは実践者で、情緒的な記載も多い。

俳句が出てきた時には、この本は合わないかもと思った。

 

高齢者はリスクも多く

タイムもすごく高いところを望めるわけでもない。

筆者は2、30代のタイムよりもずっと落ちている。

速い走りに限界がある。

 

けれども走ることが魅力的なのは、走れば体が変わること

走りながら考えること、表現すること、禅のように悟ること。

(俳句は表現かなー)

ゆっくり気持ちよく走ることが、走禅だと著者は説く。

 

そうかーーー。

実はここのところ、走ることがノルマ化していて

純粋に楽しめなくなっていた。

 

暑いしな。

暑いのは事実なんだけれど、言い訳は山のようにできて、そんな風に考えることも自己嫌悪してみたりして。

 

でも肌で感じる自然の楽しさや

できたっていう達成感や、

変わっていく体の面白さから

私はランニングにのめりこんだんだよね。

 

タイムじゃなく、やらなきゃっていう義務じゃなくて

そういう初心のところを思い出させてくれた本だった。

 

高齢者ランナー対象なのもあって

ゆっくりの大事さを説く

息が切れるならそれはオーバーペースだとも。

 

走れた方がそりゃいいんだけれど

ウォーキングメインだっていいじゃないか。

著者が言うのは マラソンは 体力 × 技術 × 精神力

精神力は忍耐力だけでなくて楽しむ余裕みたいのも大事とのこと。

 

あまりキチキチしすぎず、楽しんで身体を動かそう。

幸か不幸かレースは11月。

余裕はあるから、いますぐ10キロ走れなくてもいいのだ。

 

フルマラソンをする方々の練習量と、自分を比べて勝手に落ち込むこともあるけれど、

私、好きでランニングを始めたんだった。

ランニングを始めてまだ3カ月にもならない。

マイペースをキープしないとね。

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