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完走マラソン レポート後半

こんにちは、笹山です。

朝コーヒー再開しました

ああ、落ち着くわあ

 

では、完走マラソンレース

 スタートからのレポートです。

 

スタートの号砲のからは、後ろに並んだ私も
滞りなくスタートラインを踏めました。

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この看板によれば
ハーフをともに走るのは1451人。
とってもスムーズです。

 

足立フレンドリーの時は、
当たり前のようにいた仮装ランナーも
ミニオンの服の人を2人見たくらい。ほぼいない。
瀬戸内タートルの時でさえ、ぽつぽついたのになぁ

 

公園内を走るこの大会

応援する人はまばらだ。

まあそうだよね。国立公園だもの。入園料をとるんだもの。
そして応援が大変慎ましやかだ。

応援で加速するタイプの私にはつらい。

 

ガチだ。ガチな大会なんだ。

 

メイタンないし(←自業自得)
音楽ないし(←自業自得)
応援ないし(←他力本願)
だとしたら何を楽しみに私は走ればいいんだ
自力で頑張るしかないらしい(3回目)

 

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今回のタイムは、見事に前半突っ込み
後半失速の悪いお手本パターンでした。

 

だから序盤は6分ちょっと切るくらいで走っていて
ああ、このペースでいけるかもと思っていた。
普段の練習は6分半でしているから
レースのバカ力で-30秒は適正範囲だと思っていた。

フラットならね。

 

実際のところは坂に次ぐ坂。

M高史さんは「スタートして芝生ゾーンを越えた後は、坂しかありません」と話していた。
それ、本当ね。

上り坂で思うように走ることができない。
下り坂は基本的に得意なんだけれど
あまり長く続くと、足を削られるんだと初めて知った。

 

なによりこれは周回コース。
下ったら、それを上らなくちゃいけないのだ。
坂に翻弄されて、マイペースが作れない。

 長距離って走って自分のエンジンが温まってきたころ

流れで足が出るような感じになるでしょう?

あれがなかったなあ

 

寒さの影響もありそうだ

最後まで、ウインドブレーカー脱がなかったし。

手袋もつけてることのほうが多かった

 

最初の激坂の上り。
給水の前で少し歩いたのをはじめに
長い上り坂ではことごとく歩いた。

角度じゃなくて、距離の長さが問題みたいだ。

 

坂は上りと下りで使う筋肉が変わる。
痛めているアキレス腱に力がかかるのがわかる。
ああ、これは時間の問題だな。
今は痛みはないけど、導火線に火がついている。
どこかできっと痛みになるだろうな。


公園内を走るコースは、
ところどころに、既存のちゃんとしたトイレがあるのがありがたい。

コースアウトしてトイレに駆け込むランナーを見送り……
……?
あ、まずいよ。
私もトイレに行きたいかもよ。

ええ、なんとか持たない?
と体に相談する。
10分やそこらならいいけど
ここから1時間以上も無理だよ!!
デスヨネー。

 

コーヒー飲んでないのに。
乳製品も今日は飲まずに来たのに。
朝バタバタでしっかりトイレに行けなかったものねぇ。
アップの後、行っておけばよかった。

 

10キロでおしるこをいただいた後
もう我慢ならん!トイレに駆け込んだ。
人間の尊厳、大事
健康なアラフォーは、漏らしちゃダメ。


急げ急げ。
こんな時に、お高いタイツ、キッツイ。
こちとら忙しいんだ
するっといけするっと。

 

シモは大変な流血沙汰になっていた。
そうだったそうだった。

体から、「今、マラソンに血液を回している場合じゃないんですけど」と抗議を受けてる気分だ。

ごめん、あと一時間融通して。
そういえばマルチミネラル飲んでない。
鉄不足になっちゃうな。
今回、準備不足すぎだな自分。

 

走る人の足音が気になる。
急げ急げ。

でもちゃんと拭くんだぞ。
手も洗うんだぞ。

 

では再スタート。

 

一度落ち着いてしまうと
なんだか気力が落ちているのを感じる。

でも一度座り込んだおかげで
脚が回復しているのがわかる。


行けるとこまで行くしかないよね。

 

周回コースの2回目に入る。
きついのは、最初に来る激坂。

 

降りきったその後がきついんだ。
走っているのに足が上がらない。
上りの長いやつ、もっと練習しておけばよかったなあ。
近場にいい長い坂、ないんだよなぁ。

トレイルかなあ。

実家に帰ったときに筑波山に行くとか?


度重なる上り坂に右アキレス腱がついに痛みを出し始めた。

うん、来るとは思っていた。

DNFがちらりと頭によぎる。
いやしんどいけど、まるで歩けないのとは違う。
痛みを10段階として、今は3。
これが4になったら、真面目にDNFを検討しよう。
今はまだ走れる。

 

タイムに対してこだわりを捨てよう。
とこの時思った。

 

本当は足立フレンドリーと同じタイムを維持したかった。
それは叶いそうにない。

 

タイムが叶わなかったら走るのを止めるのか?

いや、足は痛むけどまだ走れる。

おぐらさんやちまきさんの、逆境でも投げ出さないレースレポに感動したじゃないか。

実力は遠く及ばないけど、強い気持ちは私にもきっとある。

 

ただ走るだけ。
上り坂では、無理しすぎず歩く。
応援してくれるスタッフさんの前を歩くのは格好悪い。
仕方がない。練習不足だ。
ただ進む。絶対ゴールする。

 

タイムに対するこだわりを捨てたあたりから
ペースが落ち、当然心拍も落ちる。
落ち着いて現状確認できるようになってきた。

 (あとで確認すると後半6キロは、心拍は150代。

楽なわけですね(^^;)

 

痛むアキレス腱以外は、ダメージが少ない。
後半エイドのたび、徒歩を混ぜるたびに
屈伸したかいがあった。

左膝の痛みも、右腿の横の痛みもあるけど
疲れの範囲内の痛みだ。
距離の長さに対する耐性は確実にできている。


エイドの高校生が手がすいてきたのか
「ファイトです」「頑張ってください」と声をかけてくれる。
嬉しいな。ありがとうと応えながら走る。

 

最後のエイドで「後は下り坂だけです」と声をいただく。
本当ですね!?
もうあと少し。
ちょっと上った時に、うそーーんと思ったけれど、すぐにまた下り坂が再開した。


第一スタートの皆様と、第2スタートのエリートランナーさんはもう帰るころなんだな。
帰り道とすれ違う。
「あと少しだよ」「頑張って」
応援が体にしみる。元気になる。
「ありがとうございます」

 

本当にあと少しだった。
最後に格好いい壮年の女性ランナーさんとデットヒートをした。

 

私のすぐ前にゴールテープを切る人がいたのに
すぐに張りなおして、ゴールテープを切らせてくれた。

 

うわぁい♪ ゴールテープを切るなんて
運動会ぶりじゃないかな。
嬉しい。

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ゴール後、さっきの壮年女性ランナーさんに
「最後応援にお礼を言いながら走っていてすごかったですね」とお声がけいただく
いえいえ、あれはこちらが元気をいただいていたんです。
「いやいや、こちらこそ。最後引っ張っていただきました。ありがとうございます」
と声を応えて笑顔を交わす。
わあ、スポーツマンシップ
走る女性は格好いいなあ。

 

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完走証をいただいて、2時間25分と知る。

(ランニングウォッチはトイレでは止めたから

正確なタイムはここで初めて知った)
遅い。悔しい。

 

今回、ほとんど時計を見なかったな。
前半、まだいけると思っていた時に、スピード確認をしたのと
確か、2時間14分を越えたとき、「ああ、ダメだったな」と思ったときくらいしか見ていない。

いろいろあって、それどころじゃなかったものねぇ


あれこれ後悔はあるけど

完走できた。

気持ちを投げ出さなかった。

それだけは良かったな

 

宿題もどっさりもらったけどね。
右足をしっかり治さなきゃだし
上り坂対策、考えなきゃだし。

レースのトイレ問題も真面目に考えんと。

 

それよりも、疲れ果ててくたくただ。

 

カステラをいただいて
あったかいみそ汁をいただく。
本当は、麺が入るはずだったんだけれど
玉切れらしい( ノД`)
ああん、もう、今回はついてなーーい。
まあ、あったかければ良し。

 

ここから痛む足に鞭打って
20分歩いて園内を脱出するのか。
ダウンジョグ代わりだね。
また2時間かけて帰るのがしんどい。

 

おうちでは、旦那さんが夕飯を作っておいてくれた。
子供たちも私のヘロヘロ具合に驚いて
珍しく皿洗いをしてくれました。

 

おかーさん、自分の好きで走り回ってきたのに、ありがとうね。
気の回る男性陣で助かる。

プロテイン飲んだり
ストレッチしたり
やらなきゃなことは山ほどあるのに
布団、布団が私を呼んでる。
つかれたよーー。
おやすみなさい。

 

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