output

40代がランニングしたり、自転車に乗ったり、旅行したり、考えたりをOutput

霞ヶ浦自転車一周したよ 1日目

こんにちは、笹山です。

9月に行った霞ヶ浦自転車一周したよの話を書こうと思う

茨城県は最近サイクルツーリズムに力を入れているようで

前回行ったりんりんロードもその一環だ。

 

fuutad.hateblo.jp

 

実は霞ヶ浦一周は夫さんがやりたがっていたことだった
霞ヶ浦近隣の高校へ通っていた私からすると
いや霞ヶ浦まわりなんてなんにもないよと放っておいたのだ
(霞ヶ浦周辺の皆様、暴言大変申し訳ありません)


自転車のロングライドの楽しさは、知らない道を調べて計画して、
移動しながら現地の景色を肌で感じることにあることだと思ってる
だから、私からすると知ってる(ような気がする)と行きたいなという優先順位はどうしても下がる。
また、霞ヶ浦一周、通称カスイチはあんまり評判が良くない
やはり世界レベルでサイクリングの聖地化してるしまなみ海道
新幹線の駅チカで、私鉄が整備されどこでもリタイヤしやすい=初心者に優しいビワイチに比べて、カスイチの環境は厳しい。
ド平坦
景色が変わらない
補給が少ない
このあたりは感想に必ず入ってくる。
まあまあ、田舎だしねー。最初の2つはわりと地形的な話だから仕方がない
関東平野は広くて平らだからねー
最後の補給の少なさも観光地としても力を入れだしたのは最近だしね
さもありなん

で、特に行く予定もなかった霞ヶ浦へなぜ行く気になったかと言えば
8月の間、コロナにかかって引きこもり生活の反動だ
このせいで香川の家族旅行もパアになったし、7月に行く予定のあった猪苗代湖一周も別の理由でダメになった
やむを得ない、やむを得ないよ。
わかっているとも

うわああ、でかけたいーー(ジタバタ)
一人でばっと行って自転車でロングライドしたい!
勝手知ったる茨城なら、電車で一本だし
実家に泊まれば宿泊費も浮く
行くしかない。
よし、決行!!


で、計画である
カスイチはぐるっと回って約百キロ
ロードバイク初心者から中級者へステップアップするときの距離としてよく使われる距離数だ
ランナーのキロ6分で10キロの感覚かなあと思う
何度か試して計画的にやりさえすれば、決して無理な距離ではない

が今回はクロスバイクで、かつ実家に一泊できる
楽ちんなんじゃないかなあと思っていたらそうでもなかった
アクセスのいい土浦駅と、実家がわりに近いからなあ
石岡スタート案、逆時計回り案とも考えたけどいまいちすわりが悪く、結局、一日目80キロ、二日目20キロというバランスの悪い距離となった
まあ、仕方がないかなあ
あとチェックしておくべきは補給箇所
コース近くのコンビニは地図に落とし込んでおこう


さて出発
気温は9月の暑い時期にもかかわらず、奇跡的な最高気温22度の予報だ
素晴らしい!!

金曜日の、土浦に始発で着く常磐線は思いのほか混んでいた
いやもう、申し訳ないくらい
そうか平日だものね。高校生がわんさかいるなかで大荷物な輪行袋は邪魔くさい
すみません、すみません
次があったら通学時間は外すことにしよう

始発だから7時半には土浦に着いて、土浦駅のサイクルステーションで自転車を組み立て終えたのが8時
一時間走ったら、短い休憩を必ずいれるようにしよう。
時間はたっぷりあるぞ
さあ行こう

 

さて、カスイチのコースの冒頭には
かつての予科練がある
なんか面白そうなものがあるぞとなんだなんどと見に行くと、解説を読んでがつーんと凹むやつ


人間魚雷なんて、非人道すぎるな。。。

時代とはいえ、そんな先のないことをやっていたんだな。うーーーん。

歴史の重みに打ちひしがれるも、ずんずん進む

 

今回のお買い物ポイント、うなぎバーガー発見!
コースからやや外れるんだけど、赤いのぼり旗が見えたら、

順路の看板があるからそちらへ住宅街に進むとまたのぼり旗があるのがとみた家さん

サイクルラックが置いてあってすごく嬉しい。
うなぎバーガー、1個600円なり
実家のお土産にしよう

 

ここからは純粋なロングライドが続く

左手にはかすみがうら
だぶんだぶんと波打っている
波音がだぶんだぶんなのは、霞ヶ浦がコンクリートで覆われて護岸工事されているから。


自転車はその湖岸をずっと走る。
川がある時には橋の方に遠回りするけれど、大半が湖岸ルート。

右手には蓮畑と、田んぼが代わる代わる現れる
サギかシギなあ。わからないけれども
白くて大きい鳥と灰色の鳥がわりと集まってる。


サギって国内の鳥のサイズの中では大きいんじゃなかったっけねえ

見上げれば大きな木のあるあたりにはトビもいる。
こんなでっかい鳥ばっかり見るのは久しぶりだ
家の近くで見れるのは、せいぜいカラス、ハト、スズメあとハクセキレイくらいかな
街中と、湖や田んぼだと生き物も違う

 

いやあ、しかし飽きたね
30キロくらいでそう感じて

ここからは地図を片手に、目印になりそうな所を目指して地道に進む

 

数少ないコンビニを、まあ今は水も食料もあるしなあと寄らずに見送ったあとに
暇すぎるから音楽でも聞くかと、イヤホンを取り出したら断線していたときは絶望した

あーー、なんであのときに寄らなかったのよ
いやまあ、寄ってもイヤホンには気づかなかったか

 

公園でトイレを借りて、自販機で水分補給する
ここでようやく50キロ
昼が近くなってきて、日が高くなってきた

霞ヶ浦の南の端まできて一度町に入る。今度こそコンビニに寄ってご飯を食べつつ長めに休憩を入れる。


(イヤホンを買い忘れ)またひたすら湖畔の道に戻る。
南から東側の湖畔を北上する。
ここからが景色があまり変わらず、しんどかった覚えしかない
あそう白帆の湯でコーヒーでもと思ったけれど、平日のせいか自分のほかに客がいなくて併設のショップを冷やかしてすぐに出てきてしまった

すぐに再出発したけれど、あそう白帆の湯以降からは疲れが出てきたのかペースが上がらない
暑さもあるなあ

10キロ進んでは休憩を入れ、じりじり進む
振り返るとここの区間が景色もあまり変化がなく、体力もなくなってて一番しんどかった

釣り人が多かったなあ
私が住んでいた頃は霞ヶ浦ブラックバス釣りが有名だったけど
今は何が釣れているんだろう

小さな港もいくつかあって、整備されてる小舟もあれば朽ちた船が放置されていたところもあった

さらに北上すると
鯉とどーんと看板が出てる
次はナマズの看板。
鯉やナマズを養殖??そんな産業があるのね
知らなかった

 

さて、ようやく休憩ポイントの行方市の道の駅たまつくりに到着した。ここでだいたい80キロ。

あれ、写真を見ると行方市物産館になってるな。Googleマップだと道の駅たまつくりなんだけど。市町村合併の前は玉造町だったんだろう
古い地名が建物に残ってるパターンだ

中は軽食が食べれるお店と、道の駅らしく野菜やハムが売っている。

ここでハンバーガーをいただく


具が4種類あって、鴨と鯉となまずと豚だったかな
さっき見た鯉のイメージがあったから鯉を選ぶ

淡白でクセのない味だ。
泥臭く感じるかなと思ったけど、全然臭いはない。そのぶんソースが引き立って美味しかった

かすみがうら大橋を眺め、ほーーっと息をつく。

この橋を渡って、西の土浦の方向へ向かえばショートコース

引き続き北へ向かえばロングコースで、フルかすみがうら一周となる。

今回は疲れた体だけれど、北へ進み最北端で実家へと向かう。

かすみがうら一周 1日目



同じ地点から翌朝再開することにしよう。

残り少ないけど、きりがいいので一旦つづきます

 

にほんブログ村 自転車ブログ 輪行へ
にほんブログ村 

 

にほんブログ村 自転車ブログ 女性サイクリストへ
にほんブログ村