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ぶらり青森自転車旅 1日目 新青森から十和田市へ

こんにちは、笹山です

東北新幹線輪行して青森にいってきましたの話をしようと思います。

 

今年の夏、暑かったですよねーー

真夏と真冬は自転車に乗れない季節なので、自転車に乗りたい欲はどうにも溜まる。今年の夏は、この夏の間に自転車のコンポーネント交換をして自転車いじりで自転車の熱を発散していた。

コンポ交換はそれはそれは紆余曲折があり

ホイールとコンポの総とっかえで、

Wiggleで人生初の海外通販でホイールを手に入れて

ヤフオクで105を無事落札し

不足してるクランクやケーブルや細かなパーツを調べて、

発注してちょっとずつちょっとずつ組みあがっていくのは楽しかった。

ただ物理的に力がいる箇所も多く、繊細な作業も得意じゃないから

ディレーラー調整はまるっとお願いした。

旦那さんの助けなしには完成しなかったろうなあ。

このコンポ交換の話をしだすと、それだけで2,3記事できそうだけれど割愛。

1日目のトラブルにつながる話なので、夏にパーツ交換したんだというところだけ書き残しておく。

 

さあ行くところといったら、暑くないところでしょう。

北か標高の高いところか。

高いところは必然的に坂ばかりになる。坂は苦手。。。

これは北に行くしかない。

頭にあったのは、奥入瀬渓流の綺麗な緑。あそこには十和田湖もある。

一周出来たらいいなあ。

青森は行ったことのない県だし、40代のうちに全県行ってみようチャレンジにもちょうどいい。

よし!なにはともあれ新幹線とお宿を予約をしてしまおう。
ルートはそのあと決めよう。

 

ひとまず八戸行の往復と宿は十和田市にある宿に二日取った。

あとで考え直して、初日は新青森にした。

輪行旅に東北新幹線ははじめてつかう。

乗ったことは1度だけあるのだけれど、んーー、輪行袋を置くスペースがあったかは

どうだったかなあ

ネットで検索するものの、東北新幹線輪行についてはヒットしない。

スキー道具や、大型トランクのための荷物スペースがあることはわかるんだけれど

ここには輪行袋は置けなさそうだ。

ここは輪行袋と使用スペースがかぶるベビーカーはどうだろう。

うん、進行方向一番後ろのスペースに置いているブログがいくつかあった。

あとは5号車にスペースがあって、そこに置かせてもらえたという記事もある。

ふむふむ。なんとかなりそう。

まあ最後の最後は、車掌さんと話して、乗車スペースに置かせてもらって必要なら側に立てば良いのよ。

 

……と下調べをして挑んだはやぶさだったけれど

結果、進行方向一番後ろに置けた!! ああ良かったあ。

しかし東北新幹線、早いよね。

2時間半で八戸まで行くんだよ。ただ青森は広いから、八戸から新青森までは20分かかる。

途中駅があるからかもしれないね。

 

はい、それでは新青森駅到着

さあ試走を除いたら、新しいコンポーネントで本格的に走るのはこれが初めてだ。

安全第一で行こう。

 

最初の目的地は、三内丸山遺跡

私の時代の教科書には載っていなかった気がするんだけれど

うちの中学生が呪文のようにすらすらっと出てくる。

たまたま行った日が、無料公開日だった。これはありがたい。

 

まずは外の遺跡を見に行く。

広い緑の丘で気持ちのいい場所だ。

この丸いのは何かな?と見ると、これはお墓だという。

なんだか現代的な建物があるけどなんだろ?と入ると中は

こんな感じ

 

外気の影響を受けないように保護しているんだね

これがひときわ目立つ櫓のような構造物の跡だそう。

復元したのがこれね。

遺跡の全景

屋根は諸説あるので架けていないそう。

 

あとはこの規模の大きな建物。

栗の木でできているんだって。燻されたようなにおいがする。

防腐処理のためかなあ。

5000年前に、この規模の建物をなあ。

集会所や作業所として使われていたのではないかとのこと。

すごいなあ。

近隣の小学生が縄文の家造り体験で作ったという

おうちもあったりしてほっこりする。

家も藁葺や木の皮を使ったもの、土で作ったものがあって楽しい

なんだかファンタジー感があるなあと思っていたけど

土のお家といえば、ホビット族のおうちスタイルだな

指輪物語ロード・オブ・ザ・リングの世界だ

 

外の遺跡を見た後は室内の展示でじっくり解説スタイル。

出土品の土偶を見て、釣り針や土器が展示され

興味があるならと、タブレットを触ると詳しい解説が読める。

展示の方法が新しい。興味深く読み進める。

 

このあとすぐそばの美術館へ行くのがおすすめコースだけれど

今回はお昼をとって十和田市へ急ごう。

なんせ十和田市までは70キロある。

のっけ丼とは言わずとも、青森で海鮮丼かねぇ

海の近くだから海のものが食べたいなあと漕ぎだしたときだった。

 

カツーンと音がして、左のクランクが落ちた。

 

えええええ。

ちょっ、どゆことーーーー!!?

 

焦りながらも、まずは落ちたクランクと、クランクキャップを拾う。

グリスでベタベタする手で、クランクをはめなおすけれどまた落ちる。

ダメだね、この場で私一人で修理は無理っぽい。

GoogleMapで一番近い自転車屋さんを探すと徒歩20分のところが出てきた。

そこまでを押したり、右クランクだけで進む。

いやでも片側だけだとめっちゃ進みずらいね。

確かパラリンピックで片足の選手がいたけれど、片足で進むの相当難しい。すごいなこれ。

 

駆け込んだのは昔ながらのおじいさんが玄関先の一坪スペースでやっている町の自転車修理屋さん

事情をお伝えすると呆れながらも

クランクを嵌めて固く締め付けてくれた。

これで外れないよ、と。

クランクキャップは専用工具がいるので自宅に帰ったら嵌めることととなった。

あああ、安心したあ。

 

この自転車屋さんへの移動と修理で時間を使ってしまい

お店でご飯は諦めた!

最寄りスーパーで海鮮丼を買い、港のベンチでお昼ご飯とした。

これがあたりで、マグロ、イカ白身、タコ、ウニちょっと、イクラも、カニが入っていた。

あとは青森地元パンといえばのイギリスパン。

青森に来たら食べてみたかったのよ。

 

さて、食べ終わった後はひたすら70キロを進むしかない。

アップダウンがひどいわけではない。

ただ私はたいして速くない。

コンポも変えてホイールも変わって、車体は軽くなったんだけれど

夏の間特に走ってない私自身の性能を上げるのを怠っていた。

うへぇ、きつい。

 

ただ上り坂は我慢して上ることができてる気がする。

速くはないけどね。

次第に暗くなってきて、気持ちが焦る。

チェックインは18時としていた気がするけどこれは間に合わないなあ。

 

日が落ちると、国道4号線は車道沿いの街灯はなく、真っ暗だ。

怖い。暗い時間を走るつもりはなかったのよ。

 

途中寄った道の駅も18時過ぎるとお店はしまってた。

地方の夜は早いのだ。

自販機で水分補給だけしてまた進むことにする。

 

さあ、やっと十和田市に入った。

今回のビジネスホテルには駐輪所はない。

それは事前に調べてあるんだけれど、ロードバイクを外に置く許可を得ようとお伝えすると

部屋置きOKの許可をいただいた。

ありがたやーーー。

 

ああ、本当にこれで安心して眠れる。

着ていた服をコインランドリーに入れ、部屋に干したら今日はおしまい。

お風呂に入ると、体がギシギシにこわばっていて、やーー疲れたなあ。

 

いろいろあったけど、無事に宿に到着出来て本当に良かった。

ではおやすみなさい

 

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