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ぶらり青森自転車旅 2日日目 十和田市から奥入瀬渓流・十和田湖へ

こんにちは、笹山です

青森輪行旅ににいってきましたの話2日目です。

 

1日目はこちら↓

 

fuutad.hateblo.jp

 

朝起きて、昨夜のうちに買っておいた朝ごはんを食べながら体調とルートを推し量る。

疲れが少し残っているなあ。

今日の目的地は、この旅のメイン奥入瀬渓流だ。

ホテルから奥入瀬の入り口にあるビジターセンターまで約23キロ。

奥入瀬渓流そのものは14キロ。

十和田湖は1周約50キロ

途中に1000m超の御鼻部山があるのがかなり懸念材料だ。

というのも、十和田湖カルデラ湖。火山が噴火してできたくぼみの湖なのね。

だから絶対に山登りは必須になる。

奥入瀬渓流の川下から上流に上っていき、そこから1000m超の御鼻部山を越えて十和田湖を一周し、そしてまた十和田市へ帰ってくる。

これが2日目の泊りが奥入瀬渓流のホテルだったらまた違ったんだけれどなあ。

単純計算では124キロ。私の最大走行距離は100キロを少し超えたくらいだから、
いつもより頑張らないといけない距離だ。

さらに苦手な上り。

・・・・

・・・

・・

うん、無理!

ルート変更。十和田湖一周は諦めよう。

確か青森のサイクリングマップのオススメルートに乙女の像のあたりまで行くルートがあったな。

あの感じであのあたりでご飯を食べて、来た道を戻ることにしよう。

急遽ルート変更できるのも一人旅の気楽さだね。

 

さあではしゅっぱーつ。

同じホテルに戻ってくるから、輪行袋や衣類が置いて行ける。

今日は上りメインだからちょっとでも軽くなるのはありがたいね。

 

いやしっかし、暑いーー、風強いーー、ありえん向かい風だ。木の葉っぱがざわざわ音を立ててる。

まだ始まっていない道の駅で、一息ついて再出発する。

 

このあと風が止んで、かわりに小雨がパラっと振って暑さもマシになってきた。

 

しかしずっと緩い上りなのよね。

わかっていたことだけれど、じわーっとしんどい。

横目に川が見えてきた。これをのぼるとたぶん奥入瀬渓流なんだろうな。

立石ダムという小さなダムを越え、いよいよ奥入瀬渓流へ入る。

 

緑がずっと続いて、目に爽やか

水音がずっとしていて、耳にもいい。

最高だ。

撮りたくなる写真スポットが多い。

斜度はきつく無いんだけれど、とはいえ上りだからまあ疲れる。

ギアはずっと軽いままだ。

休憩と称しては写真を撮り、ニマニマして、時には補給食を取りながらマイペースに上る。

 

奥入瀬渓流そばのホテルに泊まる人

観光バスでやってきた人が道の端を歩いている。

歩きでしかいけない道もあって、歩くのもまた良さそうだ。

ただこの奥入瀬渓流をすべて見てみたいと思ったら、車か自転車で

ゆっくり堪能したいと思ったら、自転車はいい選択肢だと思う。

実際、ビジターセンターではレンタサイクルをしている。

ただ、行きは上りだからなあ。普段自転車を乗らない人はアシスト付きがオススメかしら。

 

9月のこの時期では車もあまり多くなくて、

ああ、この時期にきたのは正解だったなあ。

紅葉がすすむとそれはもう見事だと思うけど、車が多いらしいからね。

来てよかったぞーーー。

 

とはいえ、上り坂にうんざりして、まだか、もう坂はもういい。

疲れた、もういい、となり始めた頃に奥入瀬渓流十和田湖側の終点子ノ口(ねのくち)に到着した。

十和田湖がちらっと見え、すぐにまた見えなくなり、ひたすら道を進む。

ここでぽつっとまた雨が来た。

雨脚が強くなるぞ、まずいまずいと進む。

十和田湖は一部、秋田県にまたがってる。

県境と見ると思わず写真を撮ってしまう。

これで秋田県に(ほんの一瞬)行ったことがある県になったぞ。

今回、はやぶさに乗ったわけだけれど、途中までこまちとはやぶさがくっついて運行していて、盛岡で切り離していた。

秋田旅行に行くときには、あの切り離したほうに乗ることになるんだなあ。

 

ここから本格的に雨がひどくなってきた。

山の天気だなーー。

空は暗くないからずっと降る雨じゃないと思うんだけれど。

アップルパイが美味しいと聞いた十和田湖マリンブルーへ避難する。

 

リンゴカレーをいただきます。

このあとアップルパイもいただいたんだけれど、こちらは写真を撮り忘れた。

リンゴが大きめで美味しかったです、ごちそうさまでした。

 

食べている間に雨がほぼ降りやんだ

・・・・・・・

と思ったら、また降り出してきた。

この写真を撮ったすぐそばに十和田湖観光交流センター があったので、そこで雨宿りさせてもらうことにする。

近くにある乙女の像の高村光太郎のエピソードや

奥入瀬渓流の各滝の名付け親の方の展示があった。

そうか、乙女の像製作者は智恵子抄の高村光太郎なんだね

作家のイメージがあったけど彫刻もする人だったんだな。

制作時のモデルは別にいて、智恵子さんだと明言していない。

 

じゃあ雨も止んだし、せっかくだし乙女の像を見に行ってみましょう。

乙女の像までの道は細い歩道で、自転車は押して歩いた。

じゃあ、雨も止んだし、いつ天気が変わるかわからないしここで帰ることにしよう。

 

行きはあんなにしんどかったのに、帰りは拍子抜けするほど下り続きで楽ちんだった。

すいすい進みすぎて、奥入瀬渓流があっという間に過ぎ去っていく。

 

奥入瀬渓流を居り終えたあともそうで

笑っちゃうくらい下り続きだった。

左ひざが痛くなり始めたところだったので

ここで力を使わなくていいのはだいぶ助かる。

 

まだ時間が早かったので、朝は開いていなかった道の駅で

家族へのおみやげを買って配送の手配をする。

昨日の移動の途中にもほたて関係の施設や看板が多かったけれど

おみやげも海産物の中ではホタテがやや目立つかな。

あとはリンゴ。

食べ物以外だと、こぎん刺しがかわいい。

 

お買い物もして十和田市に戻ってきて、十和田市の美術館まわりを少しだけパシャパシャ。

この他に、香川の島にもありませんでしたっけ?なかぼちゃもあった。

大きいオブジェはキャッチーで楽しいねぇ

昨日と違って、暗くなる前に夕飯も手に入れて余裕をもってホテルに帰ってこれたから

今日は洗濯機も乾燥機も混む前に使えたぞ。

うん、余裕を持った旅程大事ね。

 

やーー、奥入瀬渓流は大満足!! 来たかいがあった。そして私の脚力では疲れた!!

 

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