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おんなふらり自転車旅 松山空港からしまなみ海道伯方島へ

こんにちは、笹山です。

日曜日、自転車の洗車をしました。

海沿いを走ったので念入りに。

綺麗にすると、自転車を漕いでいて気持ちがいいんですよね。

 

 

fuutad.hateblo.jp

 

 

さて、しまなみ海道ふらり旅レポ 1日目です。

松山空港では荷物用ベルトコンベアではなくて

空港スタッフさん自ら担いで自転車を持ってきてくださいました。

わーー、大事に扱ってもらってありがとうございます。

 

松山空港といったら知る人ぞ知るあれですね。

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蛇口からみかんジュースがある空港ですよ。

さすがみかん県愛媛。(個人の偏った印象です。)

無料ではなく、350円でした(笑)

混んでいたので写真だけ撮らせてもらいました。

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松山空港は空港にサイクルステーションがあるんですよ。

自転車用のラックもあるし、空気入れも、工具も借りられる。

さすがしまなみ海道ユーザー心をわかっているなあ。

ここなら正々堂々と自転車の組み立てができる。

 

組み立て終えたらさあ出発。

まずは今治を目指します。

 

行程はこんな感じ。

 

松山空港で自転車を受け取り、自転車で自走して今治へ。

 今治からしまなみ海道スタート。

大島を越えて、伯方島の宿に到着。

 

 一般的な輪行ルートは、松山空港からバスに乗って電車へ。

電車で今治へ移動

しまなみ海道自転車旅スタート!なのでしょう。

けれども今回のお宿は今治市から約20キロの場所にある。

距離としてちょっと物足りない。

その分松山や今治観光……とも考えたんだけれど

今回は自転車で走りに来たんだし、目いっぱい外を走り回ろうと決めた。

 

過去60キロくらいは走れているので

 70キロ越えだけれど、朝早くに空港に着くし

なんとかなるんじゃないかと目論んでいた。

 

ところがこれが甘かった。

 

方向音痴なので、市街地を抜けるのにまず手こずった。

スマホをいじるたびに足を止めるのが地味にストレスだ。

この196号線にずっと沿って走ればいいのねという状態になるまでが

地図読むのが苦手勢にはきついよね。

サイクルコンピューターにルートを入れられたら違うのかな。

ルートを入れられるのはお高いんだよなあ。

……そんなことをつらつらと考え走っていると

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おお、みかんだ。

さすが愛媛県(偏った個人的な印象です。)

みかんかわいいなーー。

関東にはみかんの木はなかなかないので物珍しい。

バスも濃いオレンジだし、愛媛銀行もオレンジだし、みかんの色が県のカラーなんだな。

 

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松山市街を抜けて、初めて水辺に出たときの写真。

このとき気温が上がってきたのと、体を動かして暑くなってきたので

マウンテンパーカーの中に着ていたアームカバーを外した。

これでパーカーの内側は半袖になった。

出発の時には寒かったくらいなのになー。

寒暖差が激しくて、何を着ていくか迷うのに、荷物は最小限という縛りがなかなか厳しい。

 

朝早い分、早々にお腹が減りだした。

長距離ランを趣味なのがこういう時活きてきて

ハンガーノック対策はしっかりしてきた。

 ポケットの飴だけでは物足りなかったので

 走りながらミニ羊羹を食べた。

 

羊羹、いいですね。

甘くて、食べでがあって腹持ちがそこそこある。

手がぺとぺとするのが弱点だな。

 

腹ペコがおさまらなくなってきたので

地元スーパーで休憩をした。

振り返ると、ここでの休憩は遅すぎた。

意気込んでいたのと、序盤で体力があると過信してつっこんでしまった。

ロングライドはこまめな休憩が必須なのになあ。

 

スーパーからしばらく進むと海沿いの道

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道、低い堤防、即海

海との距離が近い。

瀬戸内海は内海だから波が穏やかでも見ていて気持ちがいい。

ああ、この感覚懐かしいなーと思ったら香川県に旅をした時も同じように思ったんだ

 

 

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 自転車で旅行するたびに水辺を目指すのはなんなんだろうね。

山か海かどっちに行く?と聞かれたら、私は山派だと自認していたんだけれど

自転車とセットの時は、水があるところが好きみたいだ。

……いやいや、アップダウンが嫌いなだけかも(笑)

 

ただこの海を見て、心が喜んでるのは紛れもなく本当だ。

 

ああ、願わくばテレワークできる資格でもとって

生計が立てられるなら瀬戸内海沿いに住みたい。。。。

都合のいい夢想をしながらひたすら、ひたすら走ります。

 

同じ海沿いでも小さな港、工業のある場所

人が住む場所で表情が変わるのが面白い。

海との距離が短いっていうことは

平坦な土地が少ないっていうことなのかな。

みかんの産地っていうことは、果樹に条件のいい

山の地形が多いってことだよね。

こういう時ブラタモリ的な知識があれば

もっと深く地形と歴史や産業を結び付けて理解ができるだろうになあ。

まあ教科書の知識が肌で感じられるだけでも、旅の価値はあるよねえ。 

 

美しい風景なんだけれど

ずっとずっと平坦で

ずっとずっと海沿いで景色が変わらないと

余計なことに頭が行くようになる。

疲れたなーーとか

あと残りはどれくらいなんだろうとか。

 

午後になって、休憩の頻度が上がってきた。

疲れてるとはっきりと自覚して、

カフェインパワーを借りるため、コンビニでコーヒーを買った。

今治城外観だけでも見れたらと思っていたけど

思っていたより余裕がない。

 

どうしても行きたいところだけ寄ることにしよう。

まっすぐにしまなみ海道へ突入する。

しまなみ海道の数ある橋の中で一番高い位置にある来島海峡大橋

この橋に至るまでの上りがしんどい。

しんどいけどスポーツ自転車なら登れる坂加減だ。

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上り切った来島海峡大橋は本来通行料金がかかるとのことだけれど

旅をした2020年11月は無料だった。

2022年までは無料と書いてあった。

 

さあ、時間もない中どうしても寄りたいところが

ここ大島にあるペイザン。

金・土・日しかやっていないパン屋さんだ。

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この外観だけで心を鷲掴みにされるのですよ。

赤い引き戸とか

椅子の上のかぎ編みのクッションとか

看板の可愛さとか

写っていないけれど、手洗い台がアンティークのミシン台をもとに作ったもので

これがまたかわいい。

 

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外のテラス席でおやつ代わりにいただきました。

素朴に甘くておいしかったです。

ぜひまた来よう。

 

ペイザンを出たのが、16時。

ここでサイクルグローブを途中で落として、ああ、疲れてるなあと自覚しなおした。

 

チェックイン17時と約束しているのに

あと17キロある。

疲れているから慎重に急げーーー。

 

無事、17:15に宿に到着しました。

 

夕食朝食付きで格安すぎるこのお宿、

口コミを見ると古いと連呼されすぎていた。

 

確かにトイレは共用だし

建物が古いのは事実だけれど

可能な限り清潔に保つ姿勢がわかったので

私にとってはいいお宿だったなあ。

 

夕食は新鮮なお刺身が美味しかった

お風呂も家庭風呂だけど待たずに入れたし

100円で使える洗濯機も自転車旅にはありがたい。

その日のうちに洗っちゃえば、荷物は最小限で済むものね。

 

 洗濯が終わるのを待つ間

がっつりストレッチをする。

フラットバーハンドルだから、肩と首が固定されていて痛い。

ドロップハンドル、憧れるなあ。

ドロップハンドルとなればロードバイクだろう。

お金をためていつかと思うけど、

お金があればもっと違うところに行きたくなっちゃうかしら。

 

あと股がやられたなあ。

股の方は乗り方の問題なんだろうな。

サドルカバーとインナーパッドで痛みの発生は遅れたと思うけど

明日はもっとちょこちょこ休もう。

 

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